ビズストーム研修に登壇

先日、ビジネスゲーム(ビズストーム)を活用した研修の講師として登壇させていただきました。研修の内容は後述の通りです。

研修概要

【日時】 2021年3月25日(土) 15時~19時(4時間)

【場所】 奈良県コンベンションセンター
     http://www.nara-cc.jp/

【受講者】 一般社団法人 奈良経済産業協会 青年経営者部会
      http://nara-eia-young.org/

【研修時間】 4時間

【概要】 ビジネスゲームでであるビズストームを使い、経営を疑似的に体験することで、俯瞰的に経営について学び、今後の自社の事業運営に生かしていただく。

ビズストームとは

ビズストームとは、経営を疑似体験できるボードゲーム型のビジネスゲーム研修です。俯瞰的に経営について学ぶことで視野を広げてビジネス力のレベルアップを目指します。

財務やコミュニケーションを重視したビジネスゲームの多い中で、ビズストームは経営戦略やマーケティングを重視しています。「顧客に価値を提供し、競合の中から選んでもらう」というビジネスの原則を起点とし、そのためにビジネス全体をどう組み立てるかという視点を、疑似的な経営体験を通して身につけることができます。

受講対象者は、経営者だけでなく、新入社員から幹部社員まで受講されている皆さんがおかれている立場での学びがあります。また、これから経営を学ぶ大学生やビジネスに興味がある高校生など、様々な方にご利用いただいています。

詳しくは公式ホームページをご覧ください。
https://bizstorm.jp/

ビズストーム研修実施の背景

奈良経済産業協会の青年経営者部会では、毎月の例会を各委員会の持ち回りで企画されているとのことです。講演という形ではなく参加型のビジネスゲームを使って例会をできないかとの、3月例会担当の委員会での検討の中で、ビズストームをご採用いただきました。

実施カリキュラムの概要

3月例会が開催された後に、ビズストームのフルバージョンである初級3期と上級8機を実施するとともに、簡単なレクチャーを組み合わせて学びを促進するプログラムとしました。

講義は、若手経営者・後継者の方向けでもあることから、「経営者に必要なマインド」、「会計知識との関係」、「事業計画とPDCA」、「経営戦略とマーケティング」とビズストームの講義カリキュラムを短時間の中に盛りだくさんでレクチャーさせて頂きました。

また、経営戦略という点では、注目を浴びている「事業再構築補助金」について、アンゾフの成長戦略とビズストームでの学びの関係性についてお伝えいたしました。

<プログラム>
[講義] ビジネスゲームとは
[講義] 経営者に必要なマインド
 ビズストーム初級(3期)
[講義] 会計知識との関係
[講義] 事業計画とPDCA
 ビズストーム上級(8期)
[ワーク] 振り返り
[講義] 経営戦略とマーケティング

研修風景

コロナ禍での開催等こともあり、受付での検温と手指消毒にマスク着用に大型の空気清浄機をご準備いただき換気なども気をつかい、感染症対策にご協力を頂きながらの実施でした。

初級のルール説明をしながらのゲームでは、ゲームルールの理解もそこそこに、一歩進んでいかにゲームに勝つかに焦点があたっていたのが印象的でした。その分、ゲームルールの理解に不安を感じましたが、そこは流石の若手経営者・後継者の皆さまで、あっという間にルールを理解してキャッチアップされていました。

上級では、初級と上級の間での講義をさっそく実践されている様子や、各々の戦い方について意見交換をされているのが印象的でした。

上級の期が進むにつれて、ゲームはヒートアップしていき、とある期の市場ボードがオープンになった際には、歓声が上がるほどでした。

ゲーム中は、各テーブルでコミュニケーションをとり協力しながら進められており、青年経営者部会の皆さまが普段から関係性が築かれていることを感じることが出来ました。

今回の例会は3月の期末ということもあり、遅れて参加される方もいらっしゃり、担当委員の方が遅れて参加された方でもゲームに参加できるようフォロー体制を万全に取り組まれており、そんなところも普段の関係性が垣間見れる部分でした。

なかなかリアルで集まることが出来ない中で、今回、ビズストームを通して青年経営者部会の皆さまが、久しぶりに集まり親交を深められたことは、非常に良い機会であったと感じました。

今回、ビズストームを体験頂くことで、将来の予測が困難な中でいかに経営者として意思決定をしていくべきなのかについて、考えるきっかけになっていただけたと思います。

 

 

 

 

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